免疫力を高めて、コロナウイルスと戦いましょう
感染力の強いコロナウイルス肺炎が日本でも日々増加しいる傾向がある中で、実は一番の決め手は個人の免疫力だと思います。鍼とお灸をやれば確実に免疫力が上がると科学的にも証明されているので、この機会を通して鍼灸のことをもう一度考えてみましょう。 今朝散歩のときに道端でタンポポの葉っぱを取ってきて、タンポポ茶を作って飲もうかと思い、もう少し文書を書いてみんなの参考になれば幸いだと思います。
前回、癌の発生は体内の炎症状態と関係するのではないかという説があると書いたが、では体内の炎症状態はいったいなんなんですかと聞かれるとおそらく上手く答えられないでしょう? 漢方の観点からみれば私はつまり体の中の陰虚火旺(虚火)状態ではないかと思います。 たとえば熱はないのにのどが痛い、痰はないのに空咳が治らない、或いはいつも手のひらや足の裏にひりひり熱く感じたり、さらにさほど天気が暑くないのに頭に汗かいたり首が暑く感じてパンパン張ったりするようなことは虚火の症状です。 こう言った大したことではなさそうな症状が何十年も続けばがんの発生につながるのではかと私は警鐘を鳴らしたいのです。 では、体の内の虚火を取るにはどうすればいいか? まず食生活から取り入れましょう。 漢方の中で清熱解毒の食べ物がたくさんあります、たとえばタンポポの葉っぱ、食用菊の花、くっこうの実などがあります。 私は鍼灸師ですので、いくつかのツボを紹介します。たとえば、時々照海穴、労宮穴、太衝穴、太渓穴、列欠穴、曲池穴などのツボに押すだけで虚火が緩和することができますし、さらに鍼灸院へ行って、鍼灸の先生に全身の状態を総合的に分析してもらって、全身の鍼灸調整をしてもらえれば尚いいと思います。 これからみんは体の中の虚火を取って、健康を保って、がんを予防しましょう! |